乙丸役 矢部太郎の現在の活動に注目!気象予報士!漫画も継続中
2024年1月7日(日)放送スタートのNHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公まひろ(紫式部)の従者 乙丸役で出演の矢部太郎さんは、お笑い芸人で漫画家、また気象予報士の資格を持っているなど、とても多才な方です、現在の矢部太郎さんの活動に注目してみましょう。
矢部太郎はお笑いコンビ「カラテカ」でデビュー
矢部太郎さんは、漫画「大家さんと僕」の作品で、漫画家として一躍話題になったことから、漫画家だと思っている方もいるかも知れません。
矢部太郎さんは、高校の同級生であった入江慎也さんとコンビを組んで、1997年11月にお笑いコンビ 「カラテカ」として芸能界デビューをしています。
しかし、相方であった入江慎也さんは、所属事務所であった吉本興業を2019年6月に退所しており「カラテカ」は活動休止となっていますが、コンビの解散はしておらず、矢部さんは今も「カラテカ矢部太郎」として活動を続けています。
矢部太郎のプロフィール
矢部太郎さんをご存知無い方に簡単にプロフィールをご紹介しましょう。
本 名 | 矢部 太郎 |
生年月日 | 1997年6月30日 |
出身地 | 東京都 |
身長/体重 | 158cm/41kg |
血液型 | AB型 |
最終学歴 | 東京学芸大学 教育学部 除籍 (単位不足のため) |
家 族 | 父、母、姉 |
趣 味 | 読書、ファミコン、音楽鑑賞 |
特 技 | 漫画、イラスト、絵画、空手 |
父は絵本作家のやべ みつのり
お父様は、絵本作家・紙芝居作家のやべ みつのりさんです。
やべ みつのりさんの代表作品は、こぐま社より「かばさん」「ひとはなくもの」や、童心社からは「あかいろくん とびだす」などがあります。
絵本「ひとはなくもの」は、やべ みつのりさんの孫娘(矢部太郎さんの姪)が小学1年生の時に創作した作品にみつのりさんがイラストを描いた作品だそうです。
父の絵本『ひとはなくもの』(こぐま社)が第2回「親子で読んで欲しい絵本大賞」第5位に入賞したそうです。この機会にぜひ親子で読んでみてはいかがでしょうか?父の宣伝でした。https://t.co/1kbAMJI9kc pic.twitter.com/6ACLLfYnuu
— 矢部太郎 (@tarouyabe) March 16, 2021
「進ぬ!電波少年」の番組企画で5ヶ国語を身につける
矢部太郎さんは、2001年にTVのバラエティ番組「進ぬ!電波少年」でレギュラー番組を持つなどお笑い芸人としてブレイクし活躍します。
この「進ぬ!電波少年」の番組企画で、11ヶ月でコイサンマン語、朝鮮語、モンゴル語、スワヒリ語の4か国語を身に着け、その後も中国語を学び5ヶ国の語学を習得。
矢部さんのお笑い芸人とは異なる隠れた才能が発揮され、話題になりました。
つか こうへいから直接のオファーで舞台に立つ
また、TVのバラエティ番組だけでなく、2008年にはつかこうへい氏の舞台にも出演しています。
これは、テレビで矢部さんを見ていたつか氏から、直接のオファーがあったとのこと。
きっと、つか氏には矢部さんのさらなる隠れた才能が伝わっていたかもしれません。
2007年に気象予報士の資格を取得
矢部太郎さんは、2007年3月に気象予報士の資格を取得しています。
きっかけは、番組のロケで気象予報士の森田正光氏から気象予報士の試験の話を聞くうちに、勉強してみようと言う気持ちになったそうです。
それから2年ほど資格試験合格をめざし、ウエザーマップの塾にも通ったそうで、その努力の甲斐あって、合格率5%と言われる難関の気象予報士の資格を取得。
芸能活動と並行して、塾にも通い勉強していたのにもかかわらず、矢部さんは、「気象予報士の勉強は楽しく、また集中して何かをするのが好きで学んでそれがまた使える知識になるのもスゴイ好き」と、後にラジオ番組で語っています。
「大家さんと僕」がベストセラーとなり漫画家として注目される
2017年10月に新潮社より発売された「大家さんと僕」は矢部太郎さんと当時矢部さんが住んでいた大家さんとの交流を描いた8コマ漫画です。
この「大家さんと僕」は、矢部さんが漫画家になるきっかけとなった作品ですが、矢部さんと大家さんの心あたたまるエピソードと矢部さんの描くほっこりとする作品から人気となり、たいへん話題になりました。
そして、2018年4月に第22回手塚治虫文化賞 短編賞を受賞、2020年、2021年にはNHK総合テレビで5分間のショートアニメとして放映されました。
また、2019年6月に「 “大家さんと僕” と僕 」番外編、2019年9月に「 “大家さんと僕“ これから 」続編が、新潮社より刊行されています。
「大家さんと僕」の大家さんの現在
「大家さんと僕」は実話に基づいたストーリーのようですが、大家さんの人物像は矢部さん自身が、大家さんとの交流で作られたものでフィクションであると、矢部さん自身が話されています。
しかし、大家と下宿人の関係でなく、家族以上に交流を重ねたお二人を想像して漫画を読むと、とても心が温まります。
そんな漫画の主人公であった大家さんは、2018年8月にお亡くなりになられています。
矢部太郎の現在の活動
NHK大河ドラマ「光る君へ」で、主人公まひろ(紫式部)の従者 乙丸役で出演の矢部太郎さんですが、
現在は、どのような活動をされているのでしょうか。
大河『光る君へ』乙丸役に矢部太郎【人物紹介】(写真 全42枚)https://t.co/VCphR5LykZ
#矢部太郎 #NHK #大河ドラマ #光る君へ @nhk_hikarukimie
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) January 3, 2024
ORICON NEWS 公式Xより
現在も創作活動は続いている
矢部太郎さんは、芸人としても活動しながら漫画家としての創作活動も継続されています。
「大家さんと僕」以降の作品は、2021年6月に実父について描かれた「ぼくのお父さん」を刊行。
幼い頃の矢部さんと父との日常を描いた漫画で、矢部さんの作風そのままにほっこりとするエピソードが描かれています。
矢部太郎さんが、実の父である絵本作家・やべみつのりさんと、ご自身の幼少期のエピソードを描いた漫画『ぼくのお父さん』本日発売です!https://t.co/QNyrhzJPeM#ぼくのお父さん
— 絵本ナビ (@EhonNavi) June 17, 2021
絵本ナビ 公式Xより (左)父 やべ みつのり(右)矢部太郎
新作は「マンガ ぼけ 日和」全編描き下ろしの作品
新作は、全編書き下ろし「マンガ ぼけ日和」を、2023年2月にかんき出版より発売。
この作品は、認知症専門医である長谷川嘉哉氏の実話に基づいた作品で、認知症患者を持つ3家族それぞれの介護者から見た患者の日常が描かれていて、笑ったり、泣いたりとぼけに対する不安が和らぐ作品です。
また、この作品を手掛けるにあたっては、矢部さんのお母様が介護職に就いていたこともきっかけとなっていて、矢部さんの特徴的な優しいタッチの絵で丁寧に描写されています。
2024年4月に「ふたり 矢部太郎展」を開催
2024年4月には、初めての大規模展覧会をPLAY!MUSEUMで開催することを、ご自身の公式Xで告知されています。
詳細についてはこれから発表のようですが、大河ドラマ出演など多方面で活躍されている中、大規模展覧会に注目が集まりそうですね。
来年の春、はじめての大規模展覧会
「ふたり 矢部太郎展」が開催決定いたしました。
PLAY! MUSEUM(東京・立川)にて2024年4月24日(水)〜7月7日(日) 詳しくはまたお知らせさせてください。https://t.co/65kqjOYDLg pic.twitter.com/etsaypQi1Y— 矢部太郎 (@tarouyabe) November 15, 2023
矢部太郎 公式Xより
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